このお寺は、宮城県の自然豊かなエリアに位置する臨済宗の寺院です。
交通の便に恵まれ、県都からのアクセスも良好です。
宗教や宗派を問わず、自然葬による供養を行っている点に特徴があります。
ウェブサイトには春の桜や秋の紅葉をはじめとして境内における四季折々の自然風景が画像によって紹介されていますが、自然葬の埋葬予定地についても静止画像や動画による紹介があります。
美しい花や木々に囲まれた、静かな眠りに就くのにふさわしいロケーションとなっています。
この寺院は1265年開創という由緒正しい古刹で、江戸期の和尚は藩主の厚い信任を受けました。
元禄年間に建立された山門及び観音堂は、往時を今に伝える貴重な遺構となっています。
この寺院が取り扱っている自然葬は、樹木葬と呼ばれる形式です。
これは、樹木を墓碑に見立て、その周囲に遺骨を埋葬・安置するというものです。
通常の家単位で埋葬する墓地と異なり、個人単位での利用が可能です。
お墓を守ってくれる後継者がいない、事情があって家族とは同じお墓に入りたくないなど、さまざまな事情を持つ人々の需要に応じるとともに、「自然に還る」という死生観にも応えるものとなっています。
費用は埋葬料プラス年間の管理費となっていますが、管理費は10年分を前払いすれば以降の支払いは不要です。
本人が自ら生前に申し込むこともできます。
問い合わせは電話で受け付けていますが、ウェブサイトから資料や申込書をダウンロードすることもできるようになっています。